巻機山の表土流失地は急斜面が多く、丸太筋工(土留工)で地盤を安定させ、ピートモスを客土したうえで播種する方法をとりました(光合成バクテリアと緑化ネットを併用)。発芽後も根が伸長しやすく、早い成果が得られました。月山や八甲田山などで事例があり、自然公園等の規制をクリアできれば試す価値はあります。
施工場所(御機屋、牛ケ岳)
●御機屋直下南面
植生復元施工前(2000年)
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播種5〜6年後。丸太筋工+客土の効果で回復は順調
●御機屋下部南面
表土を失った1978年当時
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施工5〜6年後。予想以上に緑が回復し、景観的にも落ち着く
●御機屋直下南面
荒廃が止まらない1988年当時
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施工5〜6年後。30度以上の急斜面でもほとんど傷は癒された
●牛ケ岳南面
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